調達として幅広い業務に携わりながら
IT・法律・財務など+αな専門知識を身に付ける。

Procurement

Qiuxiang Du

杜 秋香

調達
2015年度入社/日本語学専攻

工場の生産活動をサポート。

キオクシアの調達には、バイヤーとして企業活動に必要なさまざまな物品を購入する工場での調達業務と、各工場でスムーズな取引が行えるよう、規程を定めたり、業務プロセスの企画を行う本社での調達業務の主に2つの役割があります。私自身は、調達として四日市工場で4年程勤務した後、本社配属となりました。
まず四日市工場では、電子部品、後工程製造委託品など、工場での量産に必要となる部材・資材の調達を担当。変動する生産計画に応じて各取引先と交渉しながら必要な部材を必要な時期に適切な価格で購入し、工場の生産活動をサポートします。大事なのは、「目的は何か」を理解したうえで手段を考えること。1つのやり方や前例にとらわれず、国内外のさまざまなサプライヤーや商社と交渉を重ねながら、性能、機能、納期、価格が一番フィットする取引先はどこかを比較検討し交渉を行います。

工場での調達経験を活かし、
より使いやすいシステムをつくりあげる。

本社配属後は、バイヤー経験を活かし、工場で使われる調達システムの改修・新規導入のプロジェクトリーダーに抜擢されました。現場にとって、より効率的で使いやすいシステムをつくるため、調達のプロセスや、既存システムの課題を1つずつ整理。IT部門や工場の調達部門と連携しながらプロジェクトを遂行し、約1年というスピード感で、第一フェーズであるシステム新規導入を完了させました。
実は、私自身ITに特別詳しいわけではなく、最初は飛び交う専門用語にとても苦労しました。しかし、分からないことはIT部門の担当者に質問すると丁寧に教えてくれるので、日々のコミュニケーションを通して徐々に新しい知識を身に付けることができました。今では担当者と対等に会話ができたり、先にシステムの懸念点に気づけるほど、成長を実感できています。

業務範囲が広いため、
さまざまな専門知識を身に付けられる。

今後の目標としては、まずは調達システムの第二フェーズである改修を無事完了させることです。今まで使っていたものを変えるというのは、新規導入とは違った難しさがあるはずなので、要件定義はもちろん、関係する部門への事前説明やフォロー体制などもしっかり整えながら推進していきたいと考えています。また、将来的な目標としては、調達として法務などと連携しながら業務を行う「契約チーム」の仕事にも携わってみたいです。国の法律や制度を理解して契約書を取り交わす必要があるので、今とは違った専門知識が必要となります。技術にも契約にも強い調達として、活躍の幅を広げたいと思っています。

私が当社を選んだ理由

語学力や異文化コミュニケーション能力を活かせる環境を求め、就職活動を行っていました。世界トップクラスのフラッシュメモリメーカーであるキオクシアなら、グローバルに活躍できる環境が豊富にあると思いました。ほかにもメーカーを受けましたが、面接官と話をする中で人柄や雰囲気が自分と合っていると感じたため、この人たちと一緒に仕事がしたいと思ったのを覚えています。

学生のみなさんへ

キオクシアでは、若手にも積極的に挑戦の機会を与える風土があります。また、研修制度や自己研鑽のための教育制度も整っているため、自分が吸収したいと思うスキルを身に付けながら成長できる環境があります。新しいことに常にチャレンジし続けたい方にはピッタリです。



掲載日/2023年10月1日 ※所属・役職・仕事内容は掲載当時のものです。

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