/Message
CTOメッセージ

メイン画像

1987年、当社は世界で初めてNAND型フラッシュメモリを発明しました。私は、この幕開けの開発プロジェクトにスターティングメンバーとして参画。以来、今日まで30余年にわたり、さまざまな専門分野のエンジニアと連携して最先端のメモリデバイスを創り出し、データ記録の可能性を追求してきました。

これまでの取り組みの多くが、テクノロジーの新たな地平を拓く挑戦であっただけに、私の経験では日々の研究開発の90%以上が失敗でした。我々は誰にでもできるものを研究開発しているのではないのです。しかし、失敗から多くのことを学び、考え、次はこうしよう、こう考えようというのが、面白く、楽しいのです。この学び、挑戦こそが、私や多くの技術者のモチベーションとなってきました。

フラッシュメモリは「世界を変える力を持つ半導体」です。スマホやデジカメやSSDによる快適な世界は、我々のワクワク感に満ちた挑戦なしには生まれなかったと言っても過言ではないでしょう。

その時点ではまだ世の中にない技術に先駆けて挑み、つねに先頭を切って次世代のメモリを世に出す取り組み。これがフラッシュメモリを発明し、一貫してパイオニアの道を進んできた、私たちキオクシアのいちばんの使命です。

CEOのインタビュー画像

フラッシュメモリはこれからもIoTデバイス、5Gネットワーク、AIや自動運転など、近未来のイノベーションになくてはならない記録メディアとして、ますます便利な社会を実現し、世界を変えていく力になると私は確信しています。

より大量のデータを・より高速で・より正確に。メモリへのニーズには限界がありません。キオクシアの若手技術者は、最先端のメモリ開発をどこまでもリードする存在として、現在のリミテーションの壁を打ち破り、さらにその先の壁に挑み続けて、前人未到のフロンティアを切り拓く役割を担っているわけです。

皆さんも私たちの「記憶で世界をおもしろくする」限界のない旅路の仲間になり、一緒に「ワクワク」していきませんか。

キオクシア株式会社 執行役員
技術統括責任者

百冨 正樹

CEOのインタビュー画像

別ウィンドウにて開きます