美術大学の建築学科を出て、
キオクシアのデジタルプロセス研究者に。

  • 美術大学出身
  • 新入社員
  • ITベンチャーでインターン
  • 雑誌編集部でアシスタント
  • DX専任

Digital Transformation Technology
Development Research Center
Tomomi Abe

阿部 友美
デジタルトランスフォーメーション技術研究開発センター
アルゴリズム技術開発部
2020年度入社/造形学部建築学科卒

画もインテリアも建築も、Webも編集も、
多彩なジャンルを学びたい。

私は好奇心旺盛で、何でもやってみようとする行動派です。ただ、大学は4年間なので、核になる分野を勉強しよう。卒業後、そこから自分を広げていこうと考えて、進学先を絞りました。
画が好きで得意だったので、まず美術大学を選択。でも私の場合、画だけで食べていくのは難しいと思い、インテリアデザインはどうだろうと調べてみたら、私の好きなインテリア空間は建築家が創っている。そうか、意匠設計を核に学べば可能性が広がると思って建築学科に。そして4年間を通して集合住宅、戸建て、商業施設等の課題制作に全力投球。3年生では年間を通して優秀作品賞を獲得するなど、自分なりにアピールできる成果を挙げました。

核はもうふたつ、Webサイト制作と雑誌編集にフォーカスしました。映画系サイトを運営しているITベンチャー企業で週数日のインターンを約3年間体験。ラグジュアリー雑誌やライフデザイン雑誌の編集アシスタントも務めました。検索エンジンやチャットツールといったデジタルメディアの専門知識、また、情報を編集してまとめるノウハウを実践によって身につければ、いつの時代にも大事な「伝える力」を伸ばせると思ったからです。
こうして学ぶなか、ある編集者の方のアドバイスから、「自分たちがつくった自社製品を、社会に発信する」メーカーの仕事も面白いと気づいて、新たな進路が見つかりました。そんな時に就活サイトから、キオクシアのインターンシップ募集の案内が届いたのです。

ひとつのデバイスから世界へ。
100枚のプレゼンからDXCへ。

案内には確か、「ひとつのデバイスから世界へ」といったようなスローガンが出ていて、心に響きました。広報の仕事のインターンに応募して運よく受かり1週間のインターンの始まりです。お題は、「現在の当社新卒採用サイトを、より良くしていくために、どのようなアクションをとったらいいか」。私は、ITベンチャーや雑誌編集の体験をフルに活かし、他社サイトをベンチマークして、問題点や解決策を考えて、アニメーションを含めて100枚ほどのスライドにまとめてプレゼンしました。

ここから、予想もしていなかった道が開けます。観てくださった方が、「DXC(デジタルトランスフォーメーション技術研究開発センター)といって、スマートファクトリーを推進している部署があるのだけど、そこのインターンシップに参加してみないか」と声をかけてくださいました。今の上司の一人、DXCのセンター長附です。
今度は2週間の体験で、お題は「テキストマイニングツールのユーザーマニュアル作成」。テキストマイニングとはざっくり説明すると、言語データを分析して有用な情報を抽出する方法です。私には初めてのトライアルだったので苦労しましたが、膨大な言語データから課題やニーズを迅速に把握できるので、意思決定のスピード化や見えなかった答えの発見に役立つと分かって、新鮮な刺激を受けました。

この間、副センター長との会話で、「DXCは、DX(デジタルトランスフォーメーション)による会社全体の改革を目指している。将来的には日本のDXの代表例・手本になると思っている。」「そのためにも、あなたのような美大の建築専攻とか、Webメディアに詳しいとか、様々な素養を持ったデジタルネイティブ世代に来てほしい」「今は半導体の知識がなくても、今まで学んできた知識・経験を発揮してDXCで活躍できる」と聞き、「ここにこそ私の居場所がある」と納得して、入社を決めたのです。

DXCの私の未来は、数々のテーマと
豊かな可能性に満ちている。

2020年は(新型コロナ対策で)オンラインでしたが、新入社員向けの導入研修と四日市工場の研修を受講した後、私はDXCのアルゴリズム技術開発部として、テキストマイニングと自然言語処理のチームに所属。エキスパートのメンターの方々の指導のもと、知識・技術の吸収に努めています。自由に受講できる教育プログラムも充実しているので、私はオンラインによる英会話レッスンを取っていて、次は統計の講座を受ける予定です。

業務では、全社員のアンケートをテキストマイニングした結果、部署ごとに異なる特長や課題を見出せたのが、とても印象的でした。この他、例えばメンバー全員の週報をツールに読み込んで機械分析することで、共通する課題や意見を速やかに把握する仕組みを考えています。あるいは、コミュニケーションツールを利用して、縦割りの組織の壁を超える情報共有を。また、仮に出産・育児休暇から復職したとして、女性とDX担当、両方の知識・経験を掛け合わせて、よりワーキングマザーが働きやすい環境をつくる…など、将来に向かって数々のテーマを視野に捉えていますし、それだけ可能性も豊かだと信じています。
とはいえ、まだ2020年4月に入ったばかりの新入社員。まずは目の前のことをひとつずつ、精一杯やっていこう。そして着実に力をつけて、『美大の建築科からDXCへ進んだ』私ゆえのユニークな価値が広く認められる存在に成長していきたいと願っています。

掲載日/2021年1月 ※所属・役職・仕事内容は掲載当時のものです。

別ウィンドウにて開きます